天皇皇后両陛下ルーマニア大統領夫妻を迎える「心のこもった接遇にお人柄が」

天皇皇后両陛下ルーマニア大統領夫妻を迎える

3月7日（火）天皇皇后両陛下は、皇居にある御所にてルーマニアのヨハニス大統領夫妻を迎え会見されました。

 

両陛下はヨハニス大統領夫妻と円卓を囲み、約35分ほどの間、和やかに懇談されました。

ルーマニアは隣国ウクライナから多くの避難民を受け入れており、大統領が「人道的な観点から彼らの生活などの支援をしている」と話しますと、天皇皇后両陛下は大統領の支援に敬意を表したうえで、このように話されました。

「戦争により多くの人たちが亡くなっていることに心を痛めています。一日も早く平和が戻ってくることを心から願っています」（天皇陛下）

「ルーマニアでは日本への関心が高く、日本語を勉強している人たちも多いと伺っています」（皇后陛下）

 

高校教師をしている大統領夫人が「自分が教えている高校では日本の高校生たちとの交流のプロジェクトがある」と説明すると、天皇陛下はこのようにおっしゃいました。

「両国間の生徒たちの交流が長く続くことを期待しています。お互いの国への関心が人と人との交流に繋がっていくことが重要だと思います」
（天皇陛下）

 

懇談が終わり見送りに出た両陛下は、車が見えなくなるまで手を振り、その後、ルーマニアからの同行記者たちとも言葉を丁寧に交わされていたということです。このことからも、天皇皇后両陛下のお人柄がよくわかりますよね。

 

天皇皇后両陛下は、通訳無しで流暢に会話されており、ここまで国外の来賓に対して応対できたという事例ってこれまでにあったでしょうか。

さすが帝王学を体得されていらっしゃる天皇陛下と、語学力に長けていらっしゃる皇后両陛下の国外来賓へのおもてなし術です。

そして誠実さと高潔さが国民の象徴として申し分のない両陛下でいらしたら、今後どの国の来賓相手であろうが安心して見ることができ、また国民としてそのような両陛下を誇らしくも思います。

これからも今上陛下御一家が、この先ずっと日本の象徴であり続けてほしいと心から祈っております。

 

天皇皇后両陛下の接遇力「トランプ大統領を笑顔にさせた」

天皇皇后両陛下と海外要人の会見において、両陛下は海外要人に対する対応が非常に丁寧で且つ心のこもったものとされています。

天皇皇后両陛下の丁寧且つ心のこもった接遇で特に印象深かったのは、2019年5月にアメリカのトランプ大統領が来日したときのことです。

天皇皇后両陛下は皇居で歓迎式を行い、晩餐会にも出席されました。

そして、トランプ大統領はこのように感想を述べていました。

「非常にすばらしい時間を過ごした。日米関係の重要性を再確認することができた」

天皇皇后両陛下、すばらしいですね。トランプ大統領に「日米関係の重要性を再確認」させることができ、まさに国益に資する皇室外交となった形です。

通訳無しでトランプ大統領と談笑される天皇皇后両陛下はすばらしいです。このときには、いきいきと談笑される雅子さまを見ることができ、感動で思わず涙がでてしまったことを覚えています。

ちなみに、上皇上皇后陛下がまだ退位される前、2017年11月にトランプ大統領が来日し皇居で会見されたときの写真がありました。やはり今上天皇皇后両陛下のように通訳無しというわけにはいかなかったようですね。

一方、語学力というところでは、次代の天皇となるかもしれない秋篠宮さまと、紀子さまはどうなのでしょうか。

天皇となるかもしれないのですから、それなりに帝王学など体得していらっしゃるはず。海外からの賓客などを接遇する場面も多くなりますので、今上天皇のような心のこもったおもてなしができるといいのですが。。。

秋篠宮家の賓客の接遇の写真を1枚みつけました。

今年の1月30日に改修工事を終えた秋篠宮邸で来日していたギリシャ首相夫妻と会見なさいました。なんでもこのときには通訳を介さずに懇談されたと報じられたようです。

先ほどの、天皇皇后両陛下のお写真とちがい、なんだか温かみが感じられないと思うのはわたしだけでしょうか。ぎこちないといいますか、心からのものではなく形式的な（うわべだけ）感じ。。というのでしょうか。。。

やはり、秋篠宮さまでは皇室外交のような重要なお役目はちょっと。。。
次代の「天皇ご一家」になられるかもしれない秋篠宮ご一家、持っているお力以上の大きなものを背負うことになるのでしょうか。

心もとないかぎりです。