12月25日に起こった埼玉県飯能市美杉台の一家3人殺害事件で逮捕されたのは無職の斎藤淳(さいとうじゅん)容疑者。執拗に追いかけ鈍器で殴り殺害するというおぞましい犯行。このようなことができる斎藤淳容疑者の生い立ちをまとめました。
斎藤淳の生い立ち「小学校時代は人気者」
ハンマーで執拗に殴り一家3人を殺害し放火までするという残忍さ、斎藤淳容疑者の生い立ちがとても気になるところです。
斎藤淳容疑者を昔から知るという近所の人は一様に、こどもの頃は、明るくて活発でスポーツも勉強もできる人気者だったと言っています。
斎藤容疑者を知る人「明るくて勉強できたし、サッカー得意でねっていうふうに聞いてるよ、息子から。とても良い子だったって。なんであんな子があんなことするんだって」 (YAHOO!ニュースより)
この他にもnews zero(日本テレビ)で子供が同じ小学校だったという人の証言を紹介していました。
これらのしょうげんから、斎藤淳容疑者の小学校時代は明るくて活発でスポーツができ、かっこいい人気者だったということがわかりました。
斎藤淳容疑者は勉強も良くできたようで、中学受験をし私立の難関中学に進学したようですが、そこでなにがあったのか中学3年のときには公立中学に転校しています。
公立中学に転校したものの、ほとんど学校にはいっていないようでした。
中学でいじめにあったのか、それとも勉強についていけなかったのか。。
それでもなんとか私立高校に進学できたようですね。中学から私立に行ける経済力がある。やはり両親はお金をもっていて経済的にはなにも困らない家庭だったようですね。
斎藤淳の生い立ち「家族離散」
少し戻りますが、斎藤淳容疑者が現在の住所「埼玉県飯能市美杉台」に住み始めたのは7歳の時です。
引っ越してきた当初は、おじいちゃん、おばあちゃん、父親、母親、姉の6人家族で、仲良く暮らしていたそうです。
両親がこの住宅を購入したことによります。既にネット上では登記簿が晒されています。
平成12年4月1日 財産分与で母親に移転
平成1年は斎藤淳容疑者が7歳、平成12年は斎藤淳容疑者が18歳です。
この登記簿によると、斎藤淳容疑者が18歳のときに財産分与で母親に全てわたっています。ということは、父親が亡くなったか、あるいは両親が離婚したと考えられますが、亡くなったのではなく離婚していたことがわかりました。
- 家族は両親と姉
- 18歳のときに両親が離婚
- その後、母親が家を出ていき姉と2人暮らし
- その後、姉も家を出ていき一人暮らしとなる
【追記】斎藤淳の父親が取材に応じる「申し訳ないでは足りない」
「これは本当に淳がやったのか……。こんなとんでもないことを……。ニュースを見て事件を知りましたが、初めは信じられませんでした。しかし、テレビで淳の顔が映っていました。今こうして淳の話をしていても動悸がとまりませんし、目まいもしてきます。被害者の方達には申し訳ない……、申し訳ないという言葉では足りないと思っています」 (集英社オンラインより)
父親:「事件を知って、正直に申し上げますと、めまいがして、悪夢を見ているようでした。本当にとんでもないこと」
記者:「最後に会ったのは?」
父親:「22~23年前。子どもの頃は、本当に友達思いだったんですが…」
(news zero)
尚、父親によると斎藤淳容疑者は以前は母親と姉と一緒に住んでいたが、母親と姉が家を出て行ったとのこと。出て行った理由は斎藤淳容疑者による母親と姉への暴力が原因とのことです。
集英社オンラインの取材にも父親は答えています。
こどもの頃は明るく勉強もスポーツもできた人気者が、家族離散が離散したことにより心に闇を作ってしまったのでしょうか。
こどもの成長や人間形成で家庭環境って大事なこととつくづく思います。
【追記】斎藤淳の中学時代の顔画像「さわやかイケメン」
斎藤淳容疑者の中学時代の顔が報道されました。たしかに近所の人が言うように爽やかな感じのイケメンです。
髪もまだふさふさしてますね。もっと上手に生きられればよかったのに、転落ぶりがヤバいですね。
↓↓↓
【追記】斎藤淳の学歴「全寮制中学でいじめか」
斎藤淳容疑者の父親が、集英社オンラインの取材に答えています。
「中学校は全寮制の私立に通っていました。前妻がいくつか見つけてきた学校の中から本人が選んだという感じでした。そこは中学から高校へそのまま上がれる学校でしたが、入学して2年目に公立の中学校に転校しました。転校の原因はイジメだと言ってる方もいるみたいですが、私が本人から聞いていたのは、『寮が嫌だ』というものでした。
色々と悩みはあったと思いますが、その後は比較的うまくいっていたようです。高校は地元の私立の高校に行きました。高校卒業後は本人が『映像に関する仕事がしたい』と言っていて、映像関係の学校に進みました」
(集英社オンラインより)
- 中学校は私立の全寮制中学校⇒2年生の時に公立中学校に転校
- いじめが原因かどうかはわからないが「寮が嫌」だった
- 高校は地元の私立高校
- 高校卒業後は映像関係の学校へ進学
中学から私立でしかも全寮制、高校も私立、やっぱりお金持ちの家の子。
前科者だったか「北海道で振り込め詐欺はデマ」
ネット上では、斎藤淳容疑者が過去に振り込め詐欺で逮捕された経歴などの噂があります。その根拠となるのが5チャンネルの掲示板のようです。
北海道警帯広署と道警組織犯罪対策本部は19日、▽住所不定、無職、
斎藤淳(22)▽札幌市西区八軒1東2、大学生、荒木利紀丸(20)▽同区
琴似3の3、建設作業員、熊谷祐臣(21)=いずれも盗品等有償譲受けの罪
で起訴=の3容疑者を詐欺容疑で再逮捕、沖縄県中城村、飲食店従業員、
安斉樹乙容疑者(23)を同容疑で逮捕したと発表した。
確かに、2005年当時22歳で現在40歳となりますので年齢は一致します。「斉」ではなく「斎」というのも一致しています。
なんとも言えんな
この振り込め詐欺の前科に関しては、おそらく全くの別人で同姓同名だったのではと推測します。
その根拠は次で紹介します。
斎藤淳は大学卒業し映画監督に「関西の芸術大学を卒業」
2007年、彼は若き映画監督で、編集中に突然、周りと連絡を絶った。2回、この白い家まで説得に行ったのが最後やけど、顔も全然変わってない。あの作品でつまずいてから、あのまま15年も引きこもってたんやろか。未完の映画『ギフト』はまだパソコンに残ってるんやろか。なんか分かるし、つらいな。
— 西尾孔志 (@nishiohiroshi) December 26, 2022
26日夜の報道ステーションで、斎藤淳容疑者は「関西の芸術大学を卒業」しておりその後、映画製作に携わっていたと報じています。
このことから、2005年に北海道で振り込め詐欺で逮捕された「無職の斎藤淳(22歳)」は別人と思われ、デマだったということになります。
報道ステーションでは、斎藤淳容疑者が映画製作途中で突然姿を見せなくなり、関係者が何回か、飯能市美杉台の自宅へ行ったときに斎藤淳容疑者は「映画は必ず完成させる」と明るく笑顔で言っていたとのことだが結局完成できなかったと報じています。
斎藤容疑者が手がけたのは、HIVの感染者を主人公にした「ギフト」と題する作品だった。だが、撮影終了後の編集中に斎藤容疑者は音信不通になり、映画は完成しなかったという。男性は話し合いのために斎藤容疑者を飯能の自宅に2度訪ねた。親の持ち家に1人で住んでいると聞き「印象は穏やかだった」という。事件を受けて「15年も前のことで記憶もあいまいだが、びっくりした」と驚きを隠さなかった。 (毎日新聞より)
被害者一家に執拗な嫌がらせ「狙われる心当たり無い」
警察は現場の状況などから容疑者が建物の中に侵入して3人を襲ったあと外まで追いかけて殴打したとみて調べています。
60代の女性によりますと、殺害されたビショップさんは日本語であいさつをしてくれたほか、
妻の泉さんはまじめな人で地域の清掃活動などに参加していたということです。
長女の恵さんはほがらかな人で、先週も泉さんと恵さんがスーパーで仲よく買い物をしているところを見かけたということです。
車が傷つけられた事件については、妻の泉さんと先月末に話した際、「最近、どうですか」と尋ねると
「最近は大丈夫です。でも、怖いです」と話していたということです。
ビショップさんの車は過去に2、3回、傷をつけられたということで女性は「ひどいときは車のまわりにえぐられたような深い傷がついていました。
奥さんは直すのに100万円くらいかかってショックだと言っていました。
そのあと、駐車場につけた門にも傷をつけられたと聞きました。
『なぜ、傷をつけられたのか心当たりはない』と言っていました」と話していました。
また、女性は事件当日の午前7時すぎに「ギャーギャーという女性の悲鳴が聞こえました。すごい大きかったです。怖くて外に出られませんでした」と振り返りました。
また、容疑者が小学校のころから面識があったということで、「昔はスポーツマンのような明るい子でした。10年くらい前は5人くらいで住んでいて、家族がいっぱいいましたが、今は容疑者が1人で住んでいると思います」と話していました。
容疑者が逮捕されたことについては「家が近くということで複雑な思いです。こんな近くにいたということにびっくりしています」と話していました。
警察や近所の人によりますと斎藤容疑者は現場近くの2階建ての住宅に1人で暮らしていました。
この住宅で生活をはじめたのは数十年前で、そのときは親や祖母など家族とともに暮らしていたということです。
このように、斎藤淳容疑者は、被害者一家を狙っているかのように嫌がらせをしています。ですが被害者一家の奥さんは狙われる心当たりが無いとのことですので、斎藤淳容疑者の一歩的な恨みなのかもしれません。
こちらの写真が、その車と思われます。
斎藤淳容疑者の自宅「庭も心も荒れ放題」
斎藤淳容疑者の自宅と被害者一家の住宅は、このように近所と言えば近所ですが、間に何軒も住宅があり同じ筋ではありません。
斎藤淳容疑者の住所は
ということがわかっています。
ストリートビューでみてもすでにフィルターがかかってしまっています。
報道では、手入れが行き届いておらず相当な荒れた敷地だそうです。庭も荒れ放題、心も荒れ放題だったのでしょうか。
飯能市一家3人殺害事件概要
事件が起きた住宅には60代の夫婦が暮らしており、殺害されたのはこの夫婦と、夫婦の30代の娘とみられる。
県警によると、3人の遺体はいずれも庭など住宅敷地内で発見された。近くの住民は25日午前7時すぎ、被害にあった女性が住宅の玄関付近で、黒いマスクをした斎藤容疑者に追いかけられているのを目撃。
斎藤容疑者は庭先付近で女性に棒のようなものを振りかざしていたという。
3人とも頭や首など上半身に鈍器で激しく殴打されたような痕があった。斎藤容疑者は「言いたくありません」と述べ、黙秘しているという。
事件後、斎藤容疑者は黒っぽい服装に黒色マスクをつけ、ショルダーバッグを持って逃走。ハンマーなど鈍器のようなものを所持していたとの情報もあった。県警は現場周辺の防犯カメラの映像などで斎藤容疑者を特定した。
(YAHOO!ニュースより)
事件の概要
- 12月25日午前7時頃 男が住宅に押し入り放火
- 住人の夫婦と、夫婦の娘を鈍器で執拗に殴り追いかけ殺害
- 近所の住人に、追いかけている様子を目撃される
- 通報により駆け付けた警察官により3人の死亡が確認される
- 午前9時頃 火災を鎮火
- 午後10時頃 斎藤淳容疑者を逮捕
専門家によると、刃物ではなく鈍器で執拗に殴り殺すという点が、相当な恨みをもっての犯行ということです。
【追記】斎藤淳容疑者が容疑を否認
逮捕直後は犯行理由を「言いたくありません」と供述を拒んでいた斎藤淳容疑者であったが、ここにきて「私はやっていません。身に覚えがない話です」と容疑を否認していることが明らかになったと報じられました。
防犯カメラの映像に凶器を持った斎藤淳容疑者とみられる男が襲い掛かる映像が映っていることや、斎藤淳容疑者宅から押収した衣服に付いた血液のDNA型が、被害者3人のものと一致したと明らかになっています。
コメント