11月19日午後5時頃、福島市の市道で97歳の波汐國芳(なみしおくによし)容疑者が運転する軽乗用車が歩道をあるいていた女性をはね、次々と車に衝突する事故がありました。
はねられた女性は死亡し、波汐國芳(なみしおくによし)容疑者は過失運転致死の疑いで逮捕されました。
調べてみると波汐國芳(なみしおくによし)という名前で多数の歌集を出版している著名な福島の歌人がいることがわかりました。はたして同一人物なのか。
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波汐國芳容疑者は福島の歌人なのか「だとすれば上級国民」
事故を起こして逮捕された97歳の波汐國芳容疑者は福島の歌人なのか、それとも同姓同名別人なのか気になります。
昨日の時点では、容疑者の名前すらも報道されていませんでしたが今朝になって名前が報道されたので「波汐國芳」と検索をしてみると福島の歌人がヒットします。
同姓同名の別人なのかそれとも同じ人物なのか・・・
- 名前:波汐國芳(漢字もよみかたも同じ)
- 年齢:97歳
- 福島県在住
「波汐」はかなり珍しい名前だとおもいますので調べてみると全国に20人しかいないそう。年齢も福島県在住であることも一致、同一人物の可能性は高いと思います。
逮捕された波汐國芳容疑者の顔画像がまだ公開されていませんので同一人物であるとはまだ断定はできません。
同一人物ではと疑われている歌人の波汐國芳さんは、長年にわたり歌集に携わってきており受賞歴もある、いわゆる「上級国民」です。
もし同一人物だとしたらまたもや「上級国民」が起こした事故で何かしらの忖度があるのかと疑ってしまいます。
【追記】波汐國芳容疑者は福島の著名な歌人であることがわかり、同一人物であると判明しました。
波汐國芳容疑者の顔画像とプロフィール「歌人と比較」
現在わかっている波汐國芳容疑者のプロフィールがこちらです。
- 名前:波汐國芳(なみしおくによし)
- 年齢:97歳
- 住所:福島県福島市北沢又
- 職業:無職
波汐國芳容疑者の顔画像はいまのところ公開されていません。公開され次第追記いたします。
一方、歌人・波汐國芳さんの簡単な経歴と出版された歌集がこちらになります。
歌集 鳴砂の歌
波汐 國芳(なみしお くによし)
定価:2860円(本体2600円+税)
発売日:2019年08月31日
判型:四六判
ページ数:196砂が鳴くのか、人が哭くのか。福島のいわきから原発への怒りを発信し続ける第15歌集。ともに戦い、長い間支えあってきた最愛の妻への挽歌も胸を打つ。 pic.twitter.com/PgAyRdqrrR
— 和田カ (@GINMUTSU) August 2, 2022
- 1925年 福島県いわき市に生まれる
- 年齢 97歳
- 1947年 短歌結社「潮音」に入社
- 太田水穂・四賀光子に師事
- その後「新墾」「露草」「白夜」「環」にも関係
- 2007年 第三十四回日本歌人クラブ賞受賞
- 2010年 地域文化功労賞(文部科学大臣表彰)
- 現在「潮音」選者・「白夜」選者・福島民友新聞歌壇選者
- 現代歌人協会会員
- 日本歌人クラブ東北ブロック参与
- 福島県歌人会顧問
- 歌誌「翔」編集発行人
- 「列島奴隷船 波汐国芳歌集」1962年 短歌グループ環
- 「断裂系 波汐国芳歌集」1988年 雁書館
- 「薔薇の返礼 波汐国芳歌集」1990年 短歌グループ環
- 「遠稲妻 波汐国芳歌集」1993年 雁書館
- 「夕光の落首 波汐国芳歌集」1995年 雁書館
- 「マグマの歌 波汐國芳歌集」2006年 短歌研究社
- 「警鐘 歌集」2016年 角川文化振興財団
- 「歌集 浮島の歌」2022年 角川文化振興財団
11月15日に発売されたばかりの新刊になります。
2016年に出版された「警鐘」。原発の危機感をテーマとしています。
もし逮捕された波汐國芳容疑者がこの歌人・波汐國芳さんだとすれば、原発の危機は感じていても、97歳の高齢者である自身の運転に危機感は無かったのかとの声もあります。
【追記】波汐國芳容疑者は歌人と同一人物だった
波汐國芳容疑者が著名な歌人であったことが報じられました。こちらが公開された顔画像になります。
見る限りとても97歳とは思えないしっかりした印象を受けます。
波汐國芳の経歴と近所の評判「元東北電力・川俣営業所長」97歳運転事故
波汐國芳容疑者の家族「孤独な独居老人」
こちらの写真が、波汐國芳容疑者が賞を受賞したときに奥さんと一緒に写った写真です。
この奥さんは3~4年前に亡くなっており、それからはずっと一人暮らしだったそうです。子供は息子と娘の2人いて現在は東京に住んでいるとのことです。
近所の人に話によると、ヘルパーさんが週に何度か家に来て身の回りの世話をしており、どこか体が悪いのかリハビリ専門の方も出入りしていたとのことです。
やはり、この年齢の運転には無理があったのかもしれません。自主返納をうながす家族もいなかったということで、どうにかならなかったのかと悔やまれます。
波汐國芳が起こした死亡事故概要「悲惨すぎる」
- 日時:11月19日午後5時頃
- 場所:福島市の「イオン福島店」西側の市道
- 波汐國芳容疑者が運転する軽乗用車が歩道に突っ込み
- 数十メートルにわたり歩道を走行
- 歩道にいた川村ひとみさん(42歳)をはねる
- 信号待ちの乗用車3台に次々に衝突
- 車と街路樹の間に挟まってようやく停止
- はねられた川村ひとみさんは全身を強く打って病院に搬送
- 2時間後に死亡が確認される
- 過失運転致死の疑いで波汐國芳容疑者を逮捕
波汐國芳(なみしおくによし)容疑者は97歳と高齢ですが、運転免許証の更新時の認知機能検査では問題はみられなかったということです。
はねられた川村ひとみさんは死亡しており、公開されている事故現場の写真からも悲惨な事故だったことがわかります。
事故現場はJR東福島駅から南西におよそ2キロ離れた片側1車線の見通しのよい市道で、車道と歩道の間にガードレールはなかったということです。
尚、衝突された車に乗っていた20代女性、70代女性、80代女性、100歳女性はいずれも軽症だったとのことです。
【追記】波汐國芳容疑者の事故原因「近所で不安視されていた」
(YAHOO!ニュース)
波汐國芳容疑者は普段から車を利用しており、最近、車を買い替えたばかりだったといいます。買い替えたばかりの車に不慣れだったとも考えられます。
そして、歩くことはあまりしないそうで、散歩もせず歩くといえばゴミ出しのときくらいと近所の人の証言があります。
近所の人によると波汐國芳容疑者の運転にはかなりの不安があったようです。
(YAHOO!ニュース)
いくら元気とはいえやはり97歳という年齢での運転には無理があるのではないでしょうか。
97歳の波汐國芳容疑者が起こした事故の世間の反応は
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