最近頻発する無人販売所の窃盗事件。今回被害となったのは東京都大田区に店を構える無人販売所で全国有名店の冷凍ラーメンが買えるという。冷凍庫から商品を取り出し簡易的な料金箱に代金を入れるというこの仕組み。逮捕の40代男は、ほぼ毎日19回この店で窃盗をくり返していた。
人の善意と性善説に頼ったこの商売。そろそろやめたほうが良いのでは。
犯罪を誘発している無人販売「これってどうよ」
コロナあり不景気ありで、人件費を抑えられる無人販売所は全国に多数増えています。実際街を歩いているとお店の人がいないのに商品を置いている無人販売所を見かけます。セキュリティといえば防犯カメラくらいで盗まれてしまったらおしまいです。
料金箱に代金を入れるかどうかはまさにお客の善意に頼っているところです。故意にお金を入れずに持ち去り、運悪くとがめられても「忘れちゃった」でごまかせなくもなさそう。
農村地域でよくみかける野菜の無人販売で何食わぬ顔で持ち逃げするおばちゃん。テレビで追跡されたりしてますよね。おばちゃんは笑ってごまかしていますが立派な窃盗罪です。そんな場面をテレビで見かけます。
誰も見ていないし、ついついってこともあるかもしれません。代金支払わないのはいけませんが、これって犯罪を誘発していると思うのは私だけでしょうか。
最近の無人販売窃盗事件紹介「しれ~っとくり返し盗む」
最近の無人販売窃盗事件を見てみましょう。逮捕に至ればまだ良いですが今だ逮捕されていないケースもあります。
東京都大田区にある冷凍ラーメンの無人販売所のケース
10月20日に逮捕された40代男は、ほぼ毎日19回もくり返していた。それも1つや2つではなく大胆にも5‣6個も抱えて持ち去っています。1パックが約1,000円ということなので1回約5・6千円分の被害ということになります。
ほぼ毎日ラーメンばかり食べていたのでしょうか。Tシャツの中は贅肉だらけのようですね。健康を害し逮捕されてしまっては、金額からしても割にあわない気がします。
新潟市にある冷凍ギョーザの無人販売所のケース
新潟市西区にある冷凍ギョーザ無人販売所で、今年8月から9月にかけて複数回窃盗被害にあった。逮捕されたのは55歳無職の男。なんと逮捕にいたったのはこの店の女性店主みずからが男を追跡し警察と連絡とりあいながらの逮捕劇となった。
店主みずから犯人を追跡とはあまりにも危険すぎる行為です。窃盗犯が他にも複数いたら一日中おいかけなくてはいけないし日常作業がおろそかになってしまい対応しきれません。
横浜市にある無人のギョーザ直売所でアイス持ち逃げケース
今年8月、横浜市にある無人ギョーザ直売所においてあるアイスが1か月の間に7回計47個も盗まれる被害に遭う。店側は警察に被害届を出しているがいまだ逮捕にいたっていない。
やはり無人販売には無理がある「善意にたよるな」ってこと
普通の人が何食わぬ顔で店に入ってきて何食わぬ顔で持ち逃げしていく現状。セキュリティといえば防犯カメラを設置しているくらいで、はたして窃盗防止になるのか疑問です。そんなに世の中良い人間ばかりではないでしょう。
窃盗はいけないですが、これでは「どうぞ持って行ってください」と言っているようなものではないか。
人件費削減が窃盗され放題で結果経費削減できていないって。。。気づいてほしいもう無理って。
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