長野県中野市で散弾銃を持って立てこもっていた犯人は、この家の息子だったようです。そして立てこもり現場となったこの家は、長野県市議会の青木正道議長の自宅であることがわかりました。
青木正道議長の息子が犯人「2人の息子のひとりは自衛官」
(自衛官の息子:イメージ)
5月25日夕方、長野県中野市江部で迷彩服に身を包んだ30歳前後の男が、女性をサバイバルナイフのようなもので殺害。通報によりパトカーで駆け付けた警察官2名を、散弾銃で窓越しから発砲し殺害。
その後、逃走し民家に立てこもりました。この民家が、長野県市議会の青木正道議長の自宅であることが一部で報じられていました。
そして、この立てこもり現場から女性が逃げ出し警察に保護されました。この女性は犯人の母親であることがわかり、この家が犯人の自宅であることがわかりました。
女性の証言:「立てこもっているのは息子」
青木正道議長には息子が複数いるようで、1人は自衛官、そして1人は農業をやっているとのツイートもあります。
散弾銃発砲2発で2人の警官を確実に殺害した犯人ですので、かなり銃の扱いに慣れていると思われますので、自衛官であったとしたら納得できます。
【追加】犯人は長男だった!
5月26日、午前4時半過ぎに犯人の息子が自ら家の外に出たところを身柄が確保されました。
犯人は自衛官の次男ではなく、長男のほうでした。
そして、現場付近に倒れていたのは男性ではなく高齢女性で、死亡が確認されたとのことです。
いちばん最初に追いかけられてナイフで刺されて死亡した女性は近所に住む60代の女性ということがわかりました。
【追記】犯行動機は悪口「リアルなサバゲー楽しんだ」
青木正道議長の長男、青木政憲容疑者が殺害動機を供述しはじめています。
亡くなったのは近所に住む女性2名と、駆け付けた警察官2名
- 村上幸枝さん(66歳)
- 竹内靖子さん(70歳)
- 中野警察署警部補の玉井良樹さん(46歳)
- 巡査部長の池内卓夫さん(61歳)
青木政憲容疑者は、被害者の女性が自分の悪口を言っていると思って殺害した。そして射殺されると思ったので駆けつけた警察官も殺したと供述しています。
死人に口なしで、被害者女性が本当に悪口を言っていたのかは定かではありません。でも友達がいなく、ぼっちだった青木政憲容疑者は、被害妄想を募らせていったのでしょう。
サバゲー好きだった青木政憲容疑者は、ゲームを楽しむ相手がいなかったが、ここで自分の悪口を言っているとおもった女性を相手にリアルなサバゲーを実践したのでしょう。
目撃者によると、散弾銃で警察官を撃つ前には顔がわらっていたと証言しています。
青木正道の家族「妻・息子2人・娘」
(青木正道議長ご夫妻)
青木さんは2014年、市議に初当選。3期目の22年に議長に就任した。議員活動の傍ら、長野県内でアイスクリーム店などを展開する会社を経営。複数の関係者の話を総合すると、息子2人と娘1人がおり、このうち長男と青木さんの妻が運営に関わっていた。 (中日新聞)
青木正道議長の家族構成は、
- 妻
- 長男
- 次男
- 長女
息子2人のうちの長男が、アイスクリーム店を運営しており、次男は自衛隊に入隊しているといいます。
事件を起こしたのは、自衛隊員であるこの次男なのでしょうか。
そして現場の住宅には倒れているが救助できない男性がいるという。この男性がもう一人の息子長男なのか。
男は「殺したいから殺してやった」と言って、現場を歩いて離れたということです。 (NHK)
一見順風満帆で幸せそうにみえる、市会議員家族だが、家族間でなにかトラブルがあったのか。「殺したいから殺してやった」なにか闇を感じます。
青木正道の自宅「住所は長野県中野市江部1011ー1」
青木正道議長の自宅住所は中野市HPで公表されています。
Googleマップでみてみましょう。
のどかな田園地帯の中に立派な住宅があります。こちらが中野市議会・青木正道議長の自宅になります。
青木正道議長の経歴・プロフィール
名前:青木正道(あおきまさみち)
年齢:57歳(2023年5月時点)
住所:長野県中野市江部1011-1
職業:市議会議員、会社役員
当選回数:3回
青木正道議長写真で見るかぎり、優しそうなイケメン、イケオジですね。
経歴を見てみましょう。
- 西江部区副区長
- 中高交通安全協会常任理事
- 市ソフトボール協会会長
- 会社経営
ちなみに最終学歴は
- 長野県農業大学校(卒業)
長野県中野市女性・警官殺害立てこもり事件の概要
25日午後4時26分ごろ、中野市江部で「男が女性を刺した」と110番通報があり、警察が現場に駆けつけました。
すると、迷彩服を着た男が警察官2人に向けて猟銃のようなものを発砲しました。
当時、近くにいた男性がその様子を目撃していました。男性によりますと、畑で仕事をしていたところ、北の方の道路から見知らぬ女性が「おじさん、助けて」と言いながら走ってきました。
後ろからは長さ数十センチのナイフを持った迷彩服姿の30歳前後とみられる男が追いかけてきて、女性に追いつくと背中を刺し、女性があおむけに倒れると、上から胸を刺したということです。
男性が男に対し、「なんでこんなことをするんだ」と言ったところ、男は「殺したいから殺してやった」と言って、現場を歩いて離れたということです。
その後、男性が警察に通報をしてパトカーが駆けつけると、再び男が散弾銃を持って現れ、パトカーの運転席の窓ガラスに銃口をあてて2発撃ち、北の方角へ逃げたということです。
警察によりますと、この事件で男に撃たれたいずれも中野警察署の玉井良樹警部補(46)と池内卓夫巡査部長(61)の死亡が確認されたということです。
また、女性も亡くなり、年齢は40代から50代とみられ、警察が確認を進めています。 (NHK)
- 迷彩服を着た男が、女性を追いかけてきてナイフで複数回刺し殺害
- 通報で駆け付けたパトカーに2発発砲し警官2人を殺害
- 男は逃走し付近の住宅に立てこもる
- 住宅の外に男性が倒れているが、近づけないため救助できない
- その後、立てこもり住宅から女性が逃げ保護される
- その数時間後、もう一人の女性も逃げ保護される
- 最初に保護された女性は犯人の母親
- 立てこもりの住宅は犯人の自宅だった
- 依然立てこもり中
報道によると青木正道議長の無事は確認されているとのことですので、家族はもう一人の息子をのぞいて無事であるということ。
では、殺害された女性と、住宅前で救助されずに倒れている男性は誰なのか気になります。男性はもう一人の息子(長男?)なのか。
いずれにしてもこの市会議員家族には闇がありそうです。
コメント